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“ある日、通りすがりのこの眼を奪った、薄白い布を掛けられた三角形の物体生きているような、そうでないような、生命体の断片のように見えたその時からその物体が気になって仕方がない時とともに細部の記憶は曖昧になり、色は薄れ、境界は不明瞭になっていったしかしその存在だけは脳内で増大し、少しずつ視覚を圧迫しはじめた”
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" y o u s e e o n l y w h a t y o u r b r a i n s e e "